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先だって、会社指示で春の健康診断を受けました。
去勢後初の健康診断は昨春に受けていて問題なかったのに、今年は引っ掛かっちゃいました。
あ~あ。
ちょうどカミングアウトをどうしようか悩んでいたところに。
ホルモンバランスがおかしいから、更年期障害外来を受診して詳細検査を受けるように。
って。
確実にバレますね~orz
移動の春。
この先の人生を左右するかもしれない大問題が来ましたね。
掛かりつけの病院で3ヶ月~6ヶ月に一度程度の血液検査をして来ていて、ホルモン療法の管理をして来ました。
だから、自分の体に流れるホルモンバランスが男性のそれではなく、女性の、それも妊娠中の女性に近い価だと知っています。
更年期障害レベルではない。
血液を男女取り違えたレベル。
だから去年も今年もせめてできることをしてバレにくいようにと、事前にお薬を調節して行ったんだけどなあ。
去年は震災の後でドタバタしていた時期だった。
だから去年は大丈夫だったのかな?
油断してた。
検診の時の聴診器を上手くクリアして安心してた。
聴診器の時にシャツを上げる動作をしながら、両手で胸も上げて押さえて誤魔化したんです。
どうしよう。
更年期障害でホルモンバランスを調節するのに、男性ホルモン飲まされたり経過観察になったらアウトだし、その前に医師にちゃんと言わないとならないのは確実だよ。
会社にも、どう言う形であれ伝わるよね。きっと。
と、ここまで書いてアップできないでいて、今日病院に行って来ました。
あまり大きくない総合病院の第二内科。
医師はすぐに、なにかホルモン療法をしていますか?と聞いて来ました。
男性ホルモン値が低い更年期の症状を超えて、女性ホルモン値が明らかに異常値で、女性器のない男性の身体で出せる値ではないから。バレバレです。
全て相談しました。
少し、嘘も言いました。
私はGIDの診断を受ける前からフライングでホルモンの服用を進めて来ました。
去勢前にはもう男性の能力は下がっていました。
そこを拡大解釈。
男性能力がなくなり、女性化乳房も出て来て、慌てて病院にかかったらホルモン値が(フライングしてたから)女性化していた。
元々男性ホルモン産生能力が下がってきていたらしい。
GIDの感覚もあったので、メンクリなどにも相談した。
その後、自己判断で去勢を選び、今に至っている。
つまり、男性ホルモン産生能力が落ちたのがきっかけで、と嘘を言ってきちゃった。
性別違和感が最初ではなく、って言うニュアンス。
どうしても性同一性障害と言うと、精神疾患や我が儘や自分勝手と社会は受け取りがちだから、少しでもその部分を払拭できればなあって。
関係ないのは分かってるけどさ。
医師は私に男性器がなく、女性ホルモンを摂取していることを知り、数値の異常の理由を認め、女性として生きていることを理解してくれました。
同時に今後はどうするのか問われたので、
会社へのカミングアウトがまだなこと。
戸籍変更まで希望していること。
会社には残りたいこと。
その三つを話しました。
「最初数値を見て驚いたんですよ。あり得ない値だったから。納得しましたよ。」
「先生、この結果って会社にはどう伝わるんですか?」
「女性化のことはプライバシーですから伝えませんので心配いりません。具体的数値を会社に教えることもないです。疾病がないので、そのように報告しますから」
安心しました。
先生の患者さんにはプロのニューハーフさんが幾人かいて、みんな40過ぎから大変なんだよ、ホルモンは大切たがら気を付けてね、とアドバイスも。
私の場合はその40過ぎてから本格的に始めたし、プロの方達みたいに昼夜逆みたいなホルモンを不安定にする要素がないけど、やっぱり人工的にやってるから気を付けないとね。
そんな訳で、再検査も医師には理解してもらえたので、検査らしい検査としては血液検査をもう一度受けた位で済みました。
再検査での採血結果が90分程ででて、上記のような話をして。
カウンセリングを受けた感じ。
ホルモンバランス的には、ヒロミさんは特異なケースだから一般の値は当てはまらないけど、女性としての上限レベルにあって年齢的には若い値で、私の実年齢としてはかなり高いけど問題ないと。
私はクスリの量で管理してるから、自然女性よりも安定しているわけだし、男性器がないから簡単と言えば簡単なんですって話をしてきました。
そんなこんなで帰宅して、考えたけどやっぱり今のまま隠した形で会社の内勤は難しいでしょうね。
今回みたいに、他の所からバレそうになることもあるし、第一毎日顔を突き合わせる相手に、余計な心配を掛けてしまうもん。
よし。
会社に言おう。
バレたり勘違いされて誤解が増す前に、自分のペースで。
言い方を考えよう。
そう決心しました。