昨年の夏に味わった「
全裸辱め事件」(笑)
あれから、フロントで鍵の渡される施設はちょっと行くのがおっくうになることが増えちゃって。
そういうところに行くときはS子の付き添いありで、彼女に鍵を受け取ってもらったりすることが増えてました。
もしくは完全防備で「これで男とかありえるかー!?」っていう、およそ入浴に向う人には似つかわしくないかも知れない格好して行くとか。
行きつけで安心なところは、受付に自販機で買った入浴券を渡すだけで、男女どちらの浴室に入るかは自分任せのところばかり。
選ぶとそういう施設もたくさんあるので、まあ不自由なくやっているわけです。
でも、フロントで鍵を渡されて入るところは、あの辱め施設での事件以前までは過去幾度も行って来ていたので、本当ならばそういうところにもまた堂々と入りたいんです。
そういうところの多くが、浴槽の数が多かったり、付帯施設が充実していたりしますから。
だから「入れるところと入れないところがある」と感じている現状を「どこでも入れる」に戻したいのねw
だってそうじゃーんw
女性で、女風呂に入れない人っていないでしょ(笑)
まあ、オナベの人の一部にはいるかも知れないけどさ。
「もう女だね」と言われていい気になっていても、実際に自分が怖くて行けないところがあるのは納得いかないもん。
だから今日の「朝の出勤」は少し時間を遅くして、10時開始の「フロントで浴室ロッカーの鍵を渡される方式」のお風呂に突撃して来ちゃいました!
そこは5階建ての大きな施設です。
あまり具体的に書くと地域が特定されそうだけどw
10時少し過ぎに到着。
もうロビーにはお客さんがけっこういました。
お風呂に入ってからパック料金でお食事も楽しむおばちゃん達が列をなしてますw
外靴を鍵付きの靴箱に入れて、その鍵を人質にフロントに預け、代りに休憩服と脱衣所用ロッカーの鍵を受け取る方式。
さあ、突撃です(笑)
今日の私のファッションは、女モードを押さえた形にしました。
女っ気を押さえ気味にした服装とメイクで、それでどちらの鍵を渡されるのか。
まず最初の勝負だなーって思ったからw
スキニージーンズ、茶色のロングダウンコート。コートのファスナーは開けていて中は首周りの大きく開いたキャミとタンクトップの重ね着、それに黒のカーディガン。
ぱっと見、首もとが開き気味な以外は、ユニセックスな感じです。
薄いピンクのマニキュアはしてました。
ブラは手持ちの中でいちばん胸を強調しないタイプのもの。
そしてヘアは、後ろでまとめられるところはまとめて、ピン留めも使って正面からはショートっぽく見えるように。ピン留めも目立たないように最小限にして。
そしてメイク。
今日はとっても薄かったと強調しておきたい(笑)
今日は度胸あったから下地の基礎化粧して、そこに耐水ファンデを激薄でつけてただけ。
アイメイクも、眉さえも書いてないしリップも地のままだよw
ノーメイクに近い(怖さはあったので少し白くなってます(笑))顔で、ショートヘアです!!
恥ずかしいくらいなんにもしてないw
こんなにノーメイクで外出するのって、今じゃ日常的にあり得ないレベルですw
少なくとも眉は書きたかったけどねw
ドキドキ。
普段は「今日は外湯に行こうっと」って思って準備する時には、どこからどう見ても女にしか見えないようにして行くんです。それが今日は無防備そのものだったんだもん、コンビニにも恥ずかしくて行けないレベル(笑)
さすがに
ド キ ド キ w下足ロッカーの鍵を持って、いよいよフロントへ。
朝の入場ラッシュでフロントには係の人が4人。
右から3人が女性で、左端に1人男性スタッフ。
手の空いたフロントに順に案内されるのを待ちます。
そして私の番が着ました。担当は左端の男性でした。
すっぴん同様の顔で、男でも女でもどっちとも取れる服装です。
係「いらっしゃいませ。本日はお独りですか?」
私「はい」
係「お食事付きのパックもございますが如何なさいますか?」
私「あ、パックのでお願いします」
そこまでのやり取りで十数秒でしょうか?
するとその会話中に、後ろの若い女性スタッフ(多分24~5歳くらいの子)が休憩服とタオルセットの入った袋を持ってくるのですが、嬉しいことにその女性スタッフが持って来てくれたのが女性用のセット!!!!
チェックの厳しい若い子が持って来てくれたのw
そのセットが届くと入れ替わるように、男性スタッフが鍵を取りに後ろの鍵棚へ。
「えぇっとぉ?」
っていう感じで鍵を選んでいるのが女性用の鍵棚!!
もう嬉しくって飛び上がりそうになりながら、お財布からお金を渡して、お釣りを貰って。
「やったーぁぁ」です(笑)
まあ正直、辱め施設以外では慣れっこのはずだったのにね。
あの経験をするまでは平気でやってたことなんだけどさ。
でも今日はリベンジの準備でドキドキする薄化粧で行ったので、正直コレなら男の鍵を渡されるか「女性のお客様でございますか?」と聞かれたりするのかと思ってた。
ってか去年の5月以前なら確実に聞かれてた。
そもそも、会話していなかった女性スタッフが即座に女セットを持って来たのが嬉しかったよぉ。
若い子だったし。あれでかなり感動したw
もう「ここの常連になって、フロントとも仲良くなりたい」とまで思ちゃっうくらい嬉しかった。
「もう女」って言われて、自分でも男物を殆ど処分して「普通に、普通の女として生きる」って決めてても、やっぱりこういう時は嬉しいよw
よく「コンビニチェック(コンビニの男女ボタンの判定)」とか「女性用品の無料配布を受け取れる」とかがパスの条件ってされてるけど、やっぱりこういう絶対男性禁止場所での判定がより嬉しいよね。
エレベーターで4階へ。
エレベーターを下りると、右が女湯、左が男湯。もちろん右へドシドシ入って行きましたw
最初ロッカーの番号が分らなくて、ロッカールーム1周しちゃったよw
ロッカールームには掃除の方もいて、辱め事件の時のようにチェックされるかと思って心の準備をしていた。
フロントでOKでも、すぐに係に連絡してチェックするオペレーションもあるからね。
けどそれも、、、なしぃ~(嬉)
ピン留めしていた髪を降ろして。
丁寧に一枚一枚お洋服を畳みながら脱いで。
ブラショーツだけになってから周りの鏡で(女湯は男湯より鏡が多いと思うw)自分の姿勢などを確認しながら体制作って。
今日はいつもとは逆で、脱げば脱ぐほど女になる(笑)
それほど女っ気をなくして行ってました。
楽しく普通に女湯に入って来ました。
良かったなー。
はいれて(笑)
まあ、入っちゃえば大丈夫なのはもう分ってるんですけどね。
これであの辱めのトラウマが直ったら良いんだけど、そう簡単じゃないよ。
いつか、あの辱め施設にリベンジするまでは、修行は続くのですw
あの施設で、しかも若い子ばっかりになる時間帯に入って来るまではw
(でも怖くてまだ行けないですorz)
今日は入浴客におばちゃんが多かったから、私のバストが小さく感じたぁーw
おばちゃんたちの「よっこらしょ系」のバストは凄いわw それに「どっこいしょ系」のヒップもw
浴室に入って、まず全身用のシャワーで体を流して、それから洗い場に行って。
朝一を狙って来た人が多いから、洗い場の約半分が使用中。
友人と共に来たと思われる女性達の楽しげな声がこだましています。
比較的空いている列を探して、2つ開けて横に誰かがいる場所に陣取りました。
ジロ見されて「あのひと男じゃない?」ってされるなら、最初の関門はココですけどココはもう慣れっこなんです。
最初の頃は洗い場を1周してお風呂にも入らずに着替えて帰って来たこともあったけど、やっとここまで慣れてきました。
安心して(女性らしいシナを作ってはいます。普通にです)体を洗って、髪を洗って、それから備え付けの無料カミソリがあったのでそれでむだ毛の処理してたんですけど、やられましたー。
足のむだ毛を処理してたら、なんということでしょう!?
血が出て来た!ありゃー、レディース用のかみそりじゃないのねorz
無料に騙されて、数カ所から出血。
バカだわぁ。いつもの調子でカミソリを早く動かし過ぎちゃったんだ。
もっとゆっくり剃らなきゃだめじゃない!って自責の念ですorz
濡れてるから血が止まんないし。
むだ毛処理を途中で止めて、脱衣所に逆戻りして掃除の方に「あのー、こんなんなっちゃったんですけど、なにかありますー?」って助けてもらっちゃったw
「あらー、血が出ちゃってるじゃない。あのカミソリは要注意なのよ。軟膏があるから待っててね」
軟膏を塗って「あのー、これ塗ったらお風呂入れますか?」って聞くと「すぐだとまた血が出ちゃうと思うから、一度休憩して乾かした方が良いよ」と。
そして「あのね、上の段のカミソリ取っちゃったでしょ?(笑) 下の段にちゃんと使えるカミソリがあるからね」って教えてくれたw
最初から言ってよぉ(笑)(←単なる自分の観察力不足です)
しかも傷口乾かすの面倒くさいー(笑)
でも仕方がないので、いちど髪を半乾きにして休憩スペースに行って1時間も時間潰して、お食事パックのお弁当を頂いて、それから再入浴しました。
この時点で「他のお客様からの苦情などはない」ということも確信ですねー。
2度目に入れるんだからw
2度目のお風呂の時間には、昼食パック利用の女性の多くがレストラン。
平日の昼だけに、浴室には人が少なくなっていて、若い子が多少目立ってました。
朝一の時には洗い場と浴槽で合計40人はいたと思うけど、その時は全部で15人くらい。
人が減ったら減ったでドキドキするしw
でも一度体を冷やしちゃったけど、やっぱりお風呂はいいわねーw
5つある浴槽をすべて制覇しましたよ。
顔はさておき、やっぱりおっぱいが大きくなって来ると、女湯にいても安心感がありますねー。
異性に見え難いのだと思えるー。
そして股間は昔より更にスッキリしているしw
お風呂を上がって、もういちど休憩服に着替えて、体をクールダウンしに10分くらい休憩スペースに行って飲み物を飲んで。
それからドレッサーに行って、髪を乾かしてつつ、こんどはしっかりメイクをして。
アイライン書いて眉書いて、ひろみちゃんになって(笑)
それにしても今日の薄化粧で、他人の目で女湯に行けたのは嬉しいなあ。
他人が「この人は女」って見てくれたのが本当に嬉しい。
ここ数ヶ月、恐る恐るっていう感じだったのが「確信」に繋がるよw
「もう女って堂々として、いいんだよね?」って。
まだおっぱいもおばちゃんたちみたいに迫力ないし。
肩幅や二の腕のコンプレックスは変わらずだし。
そしてなにより顔には全然自信ないんだけど。
それでも他人さんが「女の方で」って誘って(いざなって)くれる。
すごくドキドキした突撃だったけど。
そして「あ、男で」っていう準備満点だったけど。
そうならなくて嬉しかった。
自分でいくら「女だもん」って言っていても、こういう他人様の評価こそが絶対だもんね。
よーし、あばら下部の補正を、もっと頑張ろう!
そうすればお尻も大きく見えるし、ウエストも細く見えてもっと女っぽくなる!
って奮起して帰って来ました。
ちょっぴりドキドキしながらも、ちょっぴりトラウマ解消に近づけそうなHiromiです!!
続きを読む