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金曜日の晩は、さっそくS子に報告会。
「あんた、会社大丈夫なの?それで」
「わかんないよ。でも、前は絶対に職だけは失いたくなかったのに、なんだか今は開き直りって感じ」
「えー? 前も話したけどさ、あんたの歳で女としての再就職なんてないよ?」
「だよねぇ。わかってるつもりだけど、なんかもう止まんない」
S子は心配してくれるけど、正直な気持ちを伝えました。
調べれば調べるほど、性別変更後に職場を変えて、元男と言う過去を知る人のいない環境を求める人が大半だと知りました。
もちろん、中には稀に現職の継続が出来ている人もいるから、自分としてはまず現職継続に賭けてみて、ダメだったら運命として受け入れる覚悟です。
確かに、元男って知られているよりも、知られていない環境の方が楽なのかな?
でも反面、知られているからこそ得られる楽さもありそうだし、やっぱり色眼鏡で見られて辛い部分も想像できます。
女は度胸、当たって砕けろ(笑)
私には家族が居ませんから、自分さえ納得できればいいんです。
これで就学中の子供でもいたら別なんでしょうけどね。居ないから。
医師2人の診断書。
裁判所への戸籍変更申し立て。
まずはそれらを進む。
私は名前が男女どちらでも使えるタイプなので改名は考えなくて済むんだけど、心機一転で女性らしい名前に変えるのもありかな。
もしも転職するならば、過去を消す意味で改名もあり得ますね。
それにしても。
随分遠くに来たなあ。
あたしはあくまで男で、男のままで生きるつもりだったんだけどなあ。
女になりたいって強い願望はずっとなかったのに。
若い頃は男として女性と性交渉するのも、気持ち良かったし嫌いじゃなかったんだけど。
むしろ女性が好きで好きで仕方がなかった。
でも、ここまで来て見て振り返ると、女性が好きって言う感覚は反面で女性への憧れだったのかな。
年齢と共に自分自身を女性的にしたくなり、中性的に生きていた。
一昨年、突然スイッチが入り、一気に進み出した。
もう戻れないなら、
覚悟です。